中国の中汽信科は2024年1月22日、「2023年中国自動車特許データ統計分析」を発表しました。
一、2023年中国自動車関連特許公開件数は、ここ5年で初めてマイナス成長の様相を呈しました。発明特許権利付与件数は増加し続けており、特許品質の向上が顕著になっています。
2023年の中国自動車関連特許公開件数は32万7300件で、前年同期比で9.65%減少しました。
激しい市場競争において企業は高品質への革新を推し進め、コア技術の特許ポートフォリオにおいて高価値特許を継続的に生み出し、2023年の中国自動車関連特許権利付与件数は前年同期比14.02%増の10万7800件となり、自動車企業の重要技術の革新能力は更に強化されています。
2023年 中国自動車関連特許技術構成
2023年中国自動車業界の技術革新と特許ポートフォリオは、引き続きICV及び新エネルギー自動車分野に焦点を当てています。
2023年 中国自動車関連特許権利付与件数 TOP50
企業別の統計によると、トヨタ、ホンダ、BOSCHなどの企業が依然として上位に位置していますが、大部分の外資系企業の特許権利付与件数は減少傾向にあります。
また、OPPO、クアルコム、Baiduなどの通信技術系企業の特許権利付与件数の増加が顕著になっています。
さらに、CATL、VOYAH(嵐図)、SGMW(上汽通用五菱汽車)、小米汽車、玉柴、Yutong(宇通)などの中国企業の特許権利付与件数が急増しています。