2023年の基本データ
2023年に最高人民法院知的財産法廷が受理した知的財産権及び独占事件は7776件でした。
前年同期比で、受理件数は25.8%増加しました。
裁判官の平均受理・結審件数
2023年最高人民法院知的財産法廷の裁判官が受理した平均事件は140.4件でした。結審した事件は82.3件で、前年同期比で2.4件増加しました。
2023年に結審された民事二審実体事件の結審方式
2023年は3086件の民事二審実体事件が結審されました。
原判決維持は1082件で全体の35%と最も多く、訴訟取り下げが98件で全体の25.9%、調停が368件で全体の11.9%となっています。
2023件に結審された行政二審実体事件の結審方式
2023年は911件の行政二審実体事件が結審されました。
原判決維持は740件で全体の81.2%を占め、訴訟取り下げ、原判決変更は86件、85件でそれぞれ、全体の9.4% ,9.3%でした。
渉外、渉香港・マカオ・台湾の事件状況
2023年に最高人民法院知的財産法廷が新たに受理した渉外、渉香港・マカオ・台湾の事件は490件で、前年同期比7.2%増加しました。これは最高人民法院知的財産法廷が新たに受理した件数5062件の9.7%を占めています。
結審された渉外、渉香港・マカオ・台湾事件は391件で、前年同期比5.1%増、、全結審事件の8.6%を占めています。