11月20日、中国国家知識産権局は2023年の全国知的財産権サービス業統計調査報告を発表しました。主な内容をピックアップしご紹介します。
知的財産権サービス機構の状況
全体の状況
2022年末時点の知的財産権サービス機構数は87000社で、そのうち専利代理機構が4520社、商標代理機構が71466社となっています。
※国家知識産権局は2023年1月から3月にかけて商標代理機構の再登記審査を実施し、この審査には16921社が通過しました。
新たに登記された1175社と併せて、2023年3月末時点で登記されている商標代理機構数は18096社となています。
2022年に新たに登記された知的財産権サービス機構は約7000社で、そのうち専利代理機構が645社、商標代理機構が2627社でした。その他、知的財産権法律サービス機構は100社を超え、知的財産権運営サービス機構は700社を超えています。
知的財産権情報サービス機構も700社を超え、知的財産権コンサルティングサービス機構は2500社を超えています。
設立期間別状況
87000社の知的財産権サービス機構のうち、設立年数20年以上の機構が3.2%、設立年数10年以上20年未満の機構が14.9%、設立年数5年以上10年未満の機構が35.4%、設立年数3年以上5年未満の機構が23.9%、設立年数3年未満の機構22.6%となっています。
専利代理師の状況
2022年時点で専利代理師資格取得者数は63311人に達し、前年同期比4.9%増となりました。専利代理師業に従事している人は2022年には31347人に達し、前年同期比16.8%増となりました。
出所:https://www.capitalip.org/upload/file/202311/1700643599549833.pdf