2022年中国知的財産権代理業界発展状況についてご紹介します。

2022年末までに登録された中国全国の商標代理機構は合計71466社
·　2023年1月から3月まで商標代理機構を精査するため、中国全国の商標代理機構に対して再登録申請を実施しました。この再登録申請審査に合格した商標代理機構は合わせて16921社でした。2023年1月から3月の期間に新たに1175社の登録申請があり、現在中国で登録されている商標代理機構は合わせて18096社で、すべての代理機構が商標代理業告知承諾書に署名をしています。

·　2022年、中国国家知識産権局は知的財産権代理業の「藍天（Blue sky）」専門の整備活動を深く推進し、違法違反代理行為を厳しく取り締まり、年間を通じて代理機構1489社について協議し、923社に改善を命じ、行政処罰238件を実施しました。

2022年に、
·　中国で新たに開設された専利代理機構は645社
·　外国専利代理機構5社の常駐代表機構設立を承認

2022年末までに、
·　中国における専利代理機構は4520社（香港・マカオ・台湾地区を除く）
·　専利代理師資格取得者は63311人
·　専利代理師業従事者は31347人

2022年度、
·　専利代理師資格試験応募者数は51511人
·　試験合格者数は6775人

中国の専利代理機構数上位5位の省（市）
·　１位：北京市の専利代理機構数は合計930社、中国の専利代理機構の総数の20.6%
·　２位：広東省は合計717社、中国の専利代理機構の総数の15.9%
·　３位：江蘇省は合計513社、中国の専利代理機構の総数の11.3%
·　４位：浙江省は合計323社、中国の専利代理機構の総数の7.1%
·　５位：上海市は合計294社、中国の専利代理機構の総数の6.5%

·　中国の専利代理機構4520社のうち、専利代理師が10人以内の専利代理機構は3899社で、総数の約86.3%となっています。
·　専利代理師が51-100人及び100人以上の専利代理機構は合計46社で、北京、広東、上海及び江蘇それぞれが36社、7社、2社、1社となっています。