2024年のAIPPI国際総会は10月19日~22日にかけて中国の杭州で開催されます。
AIPPI発足から127年の歴史の中で、国際総会が中国で開催されるのは初めてということで、今回は中国杭州についてご紹介したいと思います。
杭州市の位置
中国浙江省杭州市は、上海市の南に位置する中国八大古都のひとつで、国家歴史文化名城に指定されていて、上海から高鉄(高速鉄道)で50分ほどの距離にあります。
市の中心部の西には世界遺産の「西湖」という湖があり、2016年にはここ杭州でG20サミットが開催されました。
杭州の観光地
世界遺産 「西湖」
「杭州西湖の文化的景観」として2011年に世界遺産に認定されました。
堤や塔などが湖と融合して美しい景色を味わうことができます。
霊隠寺
西湖エリアにある西暦326年に建てられた杭州で最初の寺院です。
洞窟と絶壁には五代、宋、元など異なる時期の345体の仏像が刻まれています。
少し足をのばして・・・世界遺産「黄山」
杭州から高鉄で一時間半ほどの安徽省黄山市にある「黄山」という山岳景勝地は、中国最上級の美しい山として知られていて、世界遺産にも指定されています。
杭州にいったらぜひ食べてほしい名物料理をご紹介
杭州料理は中国八大料理の1つでもあり、西湖などでとれる魚介類を使った料理がたくさんあります。
①小海老の龍井茶炒め(龙井虾仁)
浙江省の代表的料理で、龍井茶という中国の緑茶の茶葉と海老を一緒に炒めた料理です。
②魚の甘酢あんかけ(西湖醋鱼)
西湖でとれる草魚の甘酢煮です。
魚を二枚におろしたあとに煮て、甘酢あんをからめて焼いた料理です。
中国では川魚など淡水魚をよく食べますね。
③豚の角煮(东坡肉)
豚のバラ肉を大きな角切りにして、醤油・酒などでじっくり煮込んだ料理です。
「皮付き」の豚肉を使うこと、煮るのではなく時間をかけて蒸すところが特徴的です。
④白身魚のあんかけスープ(宋嫂鱼羹)
フナやスズキなどの白身魚の細切りを蒸してハムやたけのこなどと一緒に酸味のあるスープにしたものです。
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杭州に行かれる方は、ぜひきれいな景色やおいしい料理を楽しんでください!