未婚・晩婚化が日本では進んでいますが、中国でも日本同様、未婚・晩婚化が社会問題となっています。中国での未婚者は、「結婚したくてもできない」人が多く、適齢期になっても結婚していない男女は「剰男・剰女」(余った男、余った女)と呼ばれ、映画の題材にもなるほどの流行語となりました。
「男性は若くてきれいな女性を、女性はお金持ちを求める」
中国の男女が恋愛をするのにあたり、重視する主なポイントは次の通りです。
男性:1位 外見 2位 性格 3位 生活習慣 4位 年齢 5位 家庭背景
女性:1位 性格 2回 外見 3位 経済状況 4位 能力・将来性 5位 生活習慣
そして独身男女が最も理想とする、結婚相手のタイプは以下の通りとか。
在中エリア | 学歴 | 身長 | 年齢 | 月収 | 職業 | |
男性 | 北京 | 大卒 | 175~180 | 33歳 | 20,000元(約32万円) | 会計士・税理士・公務員 |
女性 | 広東 | 大卒 | 159~163 | 28歳 | 5,000元(約8万円) | 経理・看護師・人事食 |
※参考までに都市部の平均月収は14万円くらいです!
そしてそして、中国(特に北京などの北の方)では女性が強いと言われていますが、結婚相手の男性に必ずと言っていいほど求めるのが下記条件になります。
1新居を購入していること
中国都市部の住居は非常に高く、一般的なマンションでも、日本円で一億円以上する物件はめずらしくありません。
2車を持っていること
上海や北京などの都会では、車がなくても不自由なく生活できますが、車の所有は中国人にとってはひとつのステータス。車の購入、ナンパ―プレートの購入、税金などに日本の何倍もの費用がかかります。
3都市部の戸籍であること
中国には戸籍制度というものがあり、農村エリアの戸籍と、都市部の戸籍とでは待遇が大きく変わってきます。農村エリアの戸籍の人が、都市部で暮らそうとすると、家や車が購入しづらい、就職しづらい、子供の教育費に更なる費用がかかる・都市部での進学が難しいなどのさまざまな問題が発生します。
その他にも、新居の名義が新郎・新婦の名義である(離婚した時の財産分与)、結婚式費用を新郎が負担する、などの要求もあります。
中国の男性の皆さま本当にお疲れさまです!
出典:「珍愛網」「2016年独身者現状調査報告」